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北朝鮮、火星15発射時に人身事故

Posted December. 08, 2017 09:07,   

Updated December. 08, 2017 10:24

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北朝鮮が先月29日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」を発射した際、軍人1人が危険区域から出遅れて人命事故が発生したという。

米自由アジア放送(RFA)は6日(現地時間)、北朝鮮事情に詳しい消息筋を引用して、「ミサイルを発射した瞬間、周辺にいた軍人が炎に包まれる姿がそのまま(朝鮮中央テレビに)放映され、住民たちが大きな衝撃を受けた」と伝えた。

両江道(ヤンガンド)のある消息筋は、「(発射翌日の)先月30日、テレビで初めて放映された『火星15』の発射の瞬間、発射台近くにいた軍人が炎に包まれる場面だ。道人民委員会会議室で発射の様子を大勢で視聴していた幹部が大変驚いた」と話したと、自由アジア放送は伝えた。そして、「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長関連の重大放送は、30分に1回再放送されるが、『火星15』の発射映像は最初の放送後4時間経った午後7時に再放送され、(そこには)軍人が炎に包まれる場面が削除されていた」と主張した。咸鏡北道(ハムギョンプクト)のある消息筋も、RFAとのインタビューで、「発射から1日経って放映したのも、このような事故のためと見える」とし、「映像を編集したため人はいないが、実際には周辺に多くの軍人がいたと予想される」と主張した。

しかし、一部では発射台の付近に立ててあった表示板など施設物を誤認したという分析もある。



黃仁贊 hic@donga.com