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ロングパディングブームって、一体なんだろう

ロングパディングブームって、一体なんだろう

Posted November. 23, 2017 08:40,   

Updated November. 23, 2017 08:44

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青少年期は、興味や流行を共有することで一体感と同類意識を感じたいという心理が強い時期だ。「背筋ブレーカー」と呼ばれたノースフェイス、カナダグース、ディスカバリーに続き、今年はその対象がロングパディングである。学生たちがどうしてあのように同じ長さと色のダウンジャケットを着ているのか、制服ではないかと疑いたくなるほどだ。昨年買ってもらったダウンジャケットを投げ捨てて、「着ないと『いじめ』られる」と、ロングパディングを買ってくれとねだる子供たちの要求に、親の憂いも深まる。

◆流行に理由などあるはずもないが、今年のロングパディングの流行は、アイドルグループが重要な役割をした。へそ出しルックやミニスカートなど、薄い服を着て踊るアイドル歌手たちは、舞台の外の待合室で保温のためにロングパディングをよく着る。このような姿がソーシャルネットワークサービス(SNS)を通して広がったので、模倣心理の強い青少年たちが同じ服を求めることになり、これが大人にまで広がって、ロングパディングの大流行をもたらしたのだ。いわば「平昌(ピョンチャン)ロングパディング」も、4日の「平昌ドリームコンサート」で歌手のソンミとEXIDのハニが、一着のダウンジャケットを一緒に着ている姿が映って、興味に火をつけた。

◆平昌ロングパディングの最後の分量である7000枚の販売が再開された昨日、ロッテデパートは顧客らで大賑わいとなった。販売開始は22日午前10時30分からだったが、デパートごとに、その前日の午後7時から列ができて、整理券があっという間になくなってしまった。徹夜で待っている人の中には、嫁のダウンジャケットを買いたいと、地方から列車に乗ってきた年配の方もいたし、車椅子に乗った人もいた。平昌ロングパディングのコストパフォーマンスが優れていることは認めるが、行き過ぎた感じもする。

◆他の人々がするから真似するのが流行であり、他の人たちが皆やるから、違うことをするのが流行の始まりである。流行の本質は社会的同調性ということだ。どの国にでも流行はあるが、韓国はとりわけその周期が短くて激しい。同質性に対する社会的圧力がそれだけ強いという意味だろう。考えてみれば、光化門(クァンファムン)を覆っていた「ろうそく」も、強力な同調心理を除いては説明が難しい。一体何故ロングパディングにこれほど大騒ぎをするものなのかという気もするが、それこそ韓国人のダイナミックな気質なのだから仕方ない。

鄭星姫(チョン・ソンヒ)論説委員 shchung@donga.com