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韓国の休戦協定順守を高く評価した国連軍司令部、北の違反責任を厳重に問うべきだ

韓国の休戦協定順守を高く評価した国連軍司令部、北の違反責任を厳重に問うべきだ

Posted November. 23, 2017 07:29,   

Updated November. 23, 2017 08:26

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チャド・キャロル国連軍司令部公報室長が23日、国防総省で、13日に発生した板門店(パンムンジョム)共同警備区域(JSA)での亡命兵士事件に対する調査結果を発表し、当時の状況が映った4つの監視カメラと熱感知カメラ(TOD)の映像を公開した。国連軍司令部は、北朝鮮軍兵士が軍事境界線(MDL)を越えた亡命兵士に向かって発砲し、北朝鮮軍兵士の1人がMDLを越えたことは明白な休戦協定違反と結論を出した。国連軍司令部は、北朝鮮軍に抗議したうえで、再発防止のための協議を求めた。

今回の事件は、JSA内の軍警戒兵のMDL越境と射撃を禁止した休戦協定に北朝鮮軍が明白に違反した重大事態だ。し かも1953年7月に作成された休戦協定文には、「非武装地帯では小銃や拳銃でのみ武装できる」となっているが、北朝鮮軍はJSA内で堂々と自動小銃を発砲した。国連軍司令部は、北朝鮮軍に休戦協定違反の責任を厳重に問わなければならない。また、北朝鮮から再発防止策を取り付け、これを記録として残して備えなければならない。

公開された映像には、JSAに銃声が鳴ると、韓米両国の警備大隊長が緊迫した様子で指揮する場面も出てくる。韓国軍警備大隊長のクォン・ヨンファン中佐の援護を受けた2人の中士がほふく前進で接近し、北朝鮮軍の警戒所からわずか100メートル離れたところに倒れた兵士を救出することに成功した。北朝鮮軍がいつまた挑発するかわからない一触即発の状況にもかかわらず、対応は冷静だった。国連軍司令部は、「曖昧な状況に対処して危険な高めることなく終えたJSA警備隊の韓国軍大隊長の戦略的な判断を支持する」とし、「不確かな状況で勇気を見せた」と高く評価した。

一部では、なぜはやく対応射撃しなかったのかと言うが、この点については味方の警備兵に危害が及び得る状況で危機を高めるかどうかを総合的に判断して米軍JSA警備大隊長が決めると、国連軍司令部の交戦規則は規定している。今回の場合は、自衛権発動要件に該当せず、対応射撃をした場合、軍事衝突につながる恐れがあったため、韓国軍と国連軍司令部の対応は適切だった。

必死にMDLを越えた兵士を最後まで追いかけて銃弾を浴びせ、倒れた兵士に向かって発砲した北朝鮮軍の過剰対応は休戦協定違反かどうかを離れて反人道的な処置と記録されるだろう。北朝鮮が9年ぶりにテロ支援国に再指定され、世界最悪の人権弾圧国と非難される理由を国際社会は再度目撃することとなった。