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ロシアW杯の運命の組み合わせ抽選会、来月1日モスクワで実施

ロシアW杯の運命の組み合わせ抽選会、来月1日モスクワで実施

Posted November. 17, 2017 08:39,   

Updated November. 17, 2017 09:24

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異変はなかった。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング10位のペルーが16日、ホームで行われたロシア・ワールドカップ(W杯)の大陸間プレーオフ(PO)第2戦でニュージーランド(122位)を2-0で破った。1勝1分けでPOを突破したペルーは、最後の32枚目の切符を手にし、36年ぶりのW杯進出を果たした。

ペルーの出場が決まったことで組み合わせ抽選のポットも確定した。FIFAはポット分けを既存の大陸別ではなく、FIFAランキングに応じて分配する方式に変えた。韓国は先月、ロシアとモロッコとの親善試合で2連敗し、9月に51位だったランキングが10月には62位に下がった。ロシアW杯組み合わせ抽選は10月のランキングが基準に行われる。

本大会出場の32ヵ国の中で韓国よりランキングが低い国はロシア(65位)とサウジアラビア(64位)だけだ。ロシアは開催国であるため第1ポットに割り振られた。ロシアは来年6月14日(現地時間)、モスクワのルジニキ・スタジアムでA組の第2ポット(A2)の国と開幕戦を行う。

早くから第4ポットに割り振られた韓国は、どの組に入っても苦戦が予想される。韓国代表主将の奇誠庸(キ・ソンヨン=スロンジー・シティ)の言葉通り、「W杯で我々より弱いチームはない」のが現実だ。

そんな中、少しでも強豪を避けるためにはA組に入るのがベストのシナリオだ。韓国よりランキングの低いロシアがいるからだ。申台龍(シン・テヨン)号が先月の親善試合で2-4で負けたものの、当時韓国代表チームはKリーグ選手を招集しなかった。2014年のブラジルW杯でも唯一、ドロー(1分け2敗)を記録して勝ち点を得たチームがロシアだった。第2ポットでは10日の親善試合で韓国が勝ったコロンビア(13位)やクロアチア(18位)などと同じ組になり、第3ポットの国ではエジプト(30位)、セネガル(32位)などと同じ組になればラッキーだ。第3ポットでアジア勢はイランしかないが、同じ大陸は欧州(最大2ヵ国)を除いては同じ組に入れない。

韓国がA組に入れば(A4)、開幕2日目(15日)にエカテリンブルクでA組第3ポット(A3)と初戦を戦い、20日はロストフナ・ドヌでA2と、25日はサマーラでロシアと対戦する。最悪のシナリオは、開催国ロシアに押されて第2ポット1位に入った「無敵艦隊」スペインと同じ組に入る場合だ。

運命の組み合わせ抽選は来月1日(現地時間)、モスクワのクレムリン大宮殿で行われる。申監督は現地を訪問し、競技場や練習場などを下見し、8日に開幕する東アジアカップに向けた準備に取り組む。



李承鍵 why@donga.com