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「帝国の慰安婦」の著者、朴裕河教授に有罪

「帝国の慰安婦」の著者、朴裕河教授に有罪

Posted October. 28, 2017 09:45,   

Updated October. 28, 2017 10:16

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「帝国の慰安婦」の著者、朴裕河教授に有罪

旧日本軍の従軍慰安婦問題を論じた著書「帝国の慰安婦」で、元慰安婦の名誉を傷つけたとして名誉毀損罪に問われた朴裕河(パク・ユハ)世宗(セジョン)大学教授(60)に控訴審で有罪が言い渡された。

ソウル高裁刑事4部(金紋奭部長判事)は27日、名誉毀損罪で起訴された朴教授に対して無罪を宣告した一審の判決を破棄し、罰金1000万ウォンを言い渡した。

裁判所は、検察が朴教授が元慰安婦の名誉を傷つけたと主張した著書の内容35ヵ所のうち24ヵ所は意見を表明したものだが、残りの11ヵ所は事実を指摘した内容と判断した。そして、事実を書いた11ヵ所は、1996年の国連人権委員会「クマラスワミ報告書」や1993年8月の河野洋平官房長官が発表した「河野談話」を根拠に虚偽と判断した。

虚偽内容が含まれた朴教授の著書が出版され、元慰安婦の名誉が毀損されたという点も認めた。裁判所は、「朴教授が断定的な表現を使い、読者は大半の慰安婦が自発的に慰安婦になり、経済的な見返りを受けて性売買をしたと受け取る可能性がある」と指摘した。

しかし、裁判所は、「朴教授は慰安婦問題を研究し、従来の解決方法を批判する中で事実がねじ曲げられたと見られ、被害者を中傷したり苦痛を与えたりする目的はなかった」と判断した。そして、「学問や表現の自由は保障されなければならず、朴教授の誤った考えは討論によって判断されるべきで、裁判官の刑事処罰で判断されることは望ましくない」とし、罰金刑を言い渡した理由を説明した。

朴教授は裁判が終わった後「慰安婦問題は研究中であり、韓国だけでなく日本でも多くの資料が出てきている。(執筆当時)私の意見が誤っているという認識はなかった」とし、上告の方針を明らかにした。

朴教授は著書で、元慰安婦は日本軍とともに戦争を遂行した人々であり、日本軍を相手に性売買をしたと主張し、元慰安婦の名誉を傷つけたとして名誉棄損で起訴された。一審は「問題になった文面は具体的な事実関係を示したと見るのは難しい」などの理由で、朴教授に無罪を宣告した。



イ・ホジェ記者 hoho@donga.com