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旧正月連休と重なった平昌五輪、大会8日目が最も混雑

旧正月連休と重なった平昌五輪、大会8日目が最も混雑

Posted October. 23, 2017 09:10,   

Updated October. 23, 2017 09:10

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3ヵ月後に迫った平昌(ピョンチャン)冬季五輪期間中(2月9日~25日)の2月17日に交通需要が最も多く集中するという予測が出た。同日の乗用車の交通量は、平日の約1.9倍に増えるだろうと予測される。

22日、韓国交通研究院がまとめた報告書「平昌冬季五輪期間中の交通運営対策」によると、平昌冬季五輪を訪れる国内外の観客は約130万人と予測される。大会8日目の17日に、交通需要が最も多く集中すると予想される理由は、この日に開催される試合は10件で最も多く、旧正月連休期間(2月15~17日)と重なるからだ。オリンピック観客に旧正月連休帰省客が加わる度合いが最も大きいと予想される。同日の全体通行量は、平日通行量の1.7倍、乗用車の交通量は平日の1.9倍程度に増えるものと予測される。

特に大会が開催される江原道平昌(カンウォンド)、江陵(カンルン)、旌善(チョンソン)地域には、大会期間中、通常の1.5~2倍程度の交通量が集中する見通しだ。そのため、選手と役員たちの円滑な移動のため、「五輪専用車線」が運営される。高速道路では、「多乗員車両専用車線(HOV)」を運営し、バスと多乗員車両、五輪関連車両などに優先通行権を与える。嶺東(ヨンドン)高速道路のうち大会が開催される地域には、「五輪車線(OL)」を作り、選手と役員、観客向け送迎車両などを中心に利用できるようにする。

江陵市内には、一般車両も一緒に使用するORN(Olympic Regional Network)が適用される。交差点の信号調整、路上駐車の制限などを適用し、交通の流れをスムーズにする方針だ。オリンピックシャトルバスはOLやORNを中心に運行され、大雪などの緊急事態が発生すれば、ORN路線として運行できるようにする計画だ。

交通研究院道路交通本部のユ・ジョンボク本部長は、「大会開催の自治体も市内バス路線を見直すなど、五輪に合わせて複数の対策を検討している」とし、「交通環境が劣悪な江原道地域の交通インフラの拡充に努めてきただけに、五輪への国民の支持が求められる」と話した。



孫佳仁 gain@donga.com