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習近平主席、「どの国も孤島状態になってはならない」と北朝鮮を圧迫

習近平主席、「どの国も孤島状態になってはならない」と北朝鮮を圧迫

Posted October. 19, 2017 09:16,   

Updated October. 19, 2017 10:17

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中国共産党の習近平総書記(国家主席)が18日、2期目の対内外政策を明らかにする第19回党大会での政治報告で、「いかなる国も自己閉鎖の孤島状態に戻ることはできない」と述べた。習主席は、韓半島や北朝鮮を直接には取り上げなかったが、国際社会の孤立を自ら招いて挑発を続ける北朝鮮に向けての発言と見られる。

習主席は同日、北京人民大会堂で開かれた党大会開幕式の政治報告で、対外政策を表明し、「世界が直面した不安定性と不確実性が顕著になっている。地域紛争問題が各地で発生している」とし、「いかなる国も単独では人類が直面している様々な試練にできない」とし、このように述べた。

習主席は2期目の青写真として、2段階国家発展戦略を提示した。第1段階で2020年までに成し遂げる全面的「小康社会」(すべての国民が豊かに生活する社会)を基礎に2025年までに社会主義の現代化を基本的に実現し、第2段階で2035年から21世紀中葉までに中国を「富強な民主文明と調和が取れ、美しい社会主義現代化強国にする」と述べた。そして、「2035年に国防と軍隊の現代化を実現し、21世紀中葉に世界一流の軍隊を全面的に建設する」と強調した。自身の任期(2022年)以後まで見通したことから、長期政権を念頭に置いていると見られている。

習主席は、「党全体が中央(習主席)に服従し、党の指導に統一的に集中しなければならない」とし、権力集中を予告した。自身の思想を「新時代の中国の特色を備えた社会主義」と表明した。



尹完準 zeitung@donga.com