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さすが「ドリームチーム」LFO、「ショパンだけでも価値のある」ブレハッチ

さすが「ドリームチーム」LFO、「ショパンだけでも価値のある」ブレハッチ

Posted October. 18, 2017 10:02,   

Updated October. 18, 2017 10:04

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さすが「ドリームチーム」LFO、「ショパンだけでも価値のある」ブレハッチ

秋夕(チュソク=陰暦8月15日の節句)が終わった後、昨年からクラシックファンをときめかせていた二つの公演が舞台に上がった。12日にソウル市内のロッテコンサートホールで開かれた指揮者リッカルド・シャイー率いるルツェルン・フェスティバル・オーケストラ(LFO)と、14日にソウル芸術の殿堂のコンサートホールで開かれたピアニスト「ラファウ・ブレハッチ」の公演だ。二つの公演共に韓国では初めて。

LFOは、最初の曲としてベートーベンのエグモントを選んだ。約8分間の短い曲だが、驚くほど楽器群ごとの均衡感を披露して、コース料理の「前菜」のように公演への期待感を持たせるには十分だった。

ベートーベン交響曲第8番から、LFOは遺憾なく強みを発揮した。常設オーケストラではなく、祭りのたびに集まるオーケストラだが、演奏者らは、それぞれの個性を活かしながらもハーモニーを失わなかった。「さすがオーケストラのドリームチーム」と呼ばれるだけのことはあった。

メインコースであるストラヴィンスキーの「春の祭典」では、音符でコンサートホールを満たせながらも、絶対に度がすぎない演奏を披露した。前衛的曲でもあり、ややもすると退屈しがちだが、多彩な色と奥深い組み合わせで、その次、その次が気になるほどだった。

ポーランド出身のブレハッチは2005年、ショパン国際コンクールでの優勝以来、12年ぶりに韓国を訪れた。2013年に韓国公演を進めたが、インフルエンザのためにキャンセルとなった。今回の来韓公演前も、日本で健康上の問題で公演が一回キャンセルされたが、幸い予定通りに舞台に上がった。

ブレハッチは、前半はバッハの四つのデュエットとベートーベンのソナタ3番、後半はショパンの夜想曲、幻想曲、ソナタ2番を聞かせた。指をほぐすようにバッハを聞かせてくれた彼は、ベートーベンでもバッハの延長線のようにベートーベンのソナタを聞かせた。確かによく整えられて洗練された演奏だったが、一つ一つの音が分節されて聞こえたので、退屈な感じを与えた。

ショパンの演奏では、なぜ彼が「ショパンのスペシャリスト」と呼ばれるのかを確認することができた。自分ならではの独特の色でショパンを演奏する姿は、自分だけのレシピで調理する一流のシェフを見ているようだった。特にアンコールであるブラームスの間奏曲は、ショパンの演奏をもう一度吟味させる役割を果たした「神の一手」だった。LFO★★★★ラファウ・ブレハッチ★★★☆(★5つ星満点)



金東昱 creating@donga.com