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LPGAツアー初優勝の高眞榮、好相性キャディとの二人三脚

LPGAツアー初優勝の高眞榮、好相性キャディとの二人三脚

Posted October. 17, 2017 09:38,   

Updated October. 17, 2017 09:49

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「ティーンとは、本当に相性が合うみたいです」

15日に終わった米女子ツアー(LPGA)KEBハナ銀行選手権で高眞榮(コ・ジンヨン=22、ハイト)は勝利を決めた後、身長185センチ、体重115キロのキャディー、ディーン・ハーデン(53・豪州)の巨体に抱かれて涙を流した。優勝後の記者会見では、ハーデンへの感謝を忘れなかった。最終日の序盤に連続ボギーを喫して首位を明け渡した高眞榮は、ハーデンとたくさん対話しながら緊張を解すことができたと打ち明けた。「ディーンは物凄く冷静に現実を直視する。失敗を忘れて前向きな気持ちにさせてくれる」。

この日、仁川(インチョン)空港新都市の食堂では開かれた打ち上げに高眞榮はハーデンを招いてファンクラブの会員たちと一緒にカルビパーティを楽しんだ。ハーデンは、「余りにも良い気持ちだったので、ハイトビールをどれだけ飲んだか覚えていないくらいだ」と言って笑った。

ハーデンは高眞榮をはじめ韓国選手の特級助っ人と呼ばれる。申智愛(シン・ジエ)、柳簫然(ユ・ソヨン)、ソ・ヒギョン、チャン・ハナ、田仁智(チョン・インジ)、キム・ヒョジュのキャディを務め、昨年から高眞榮とつながった。高眞榮が昨年の韓国女子ツアー(KLPGA)で3勝を挙げて大賞を受賞し、今年も好調を続けている背景にはハーデンの存在が大きいと言われる。

選手出身で1992年からキャディとして活躍しているハーデンは、個人的に高眞榮の優勝がキャディとして通算50勝目のタイトルだった。このうち韓国選手の34勝を支えた。昨年、仁川の部屋3つのマンションに住居を構えたハーデンは、高眞榮の活躍で2年連続で1億ウォン以上の収入を挙げることになった。

ハーデンはLPGAツアーのキャディを辞めて韓国に渡った理由について、「移動距離が長過ぎてコンディションの維持が容易でない。今は亡くなったが当時は両親の健康が悪化して苦しい時期だった」と話した。



金鍾錫 kjs0123@donga.com