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北朝鮮、3、4ヵ所でミサイルを載せた発射台を移動

北朝鮮、3、4ヵ所でミサイルを載せた発射台を移動

Posted October. 14, 2017 10:58,   

Updated October. 14, 2017 11:09

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北朝鮮の3、4の地域で、移動式発射台(TEL)の移動・展開が相次いで捉えられ、韓米情報当局が挑発に備えていることが13日、確認された。政府消息筋によると、最近、平壌(ピョンヤン)付近や平安北道(ピョンアンプクト)地域で、弾道ミサイルを積んだTELが格納庫を出て移動する様子が米偵察衛星によって確認された。韓米軍当局は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星(ファソン)14」か中長距離弾道ミサイル(IRBM)「火星12」の発射準備と見て、動きを注視している。火星14の射程距離を伸ばした新型ICBM級(固体エンジン)「火星13」の可能性もある。

「挑発Xデー」と予想された労働党創建日(10日)に挑発しなかった北朝鮮が、米空母打撃群と原子力潜水艦の韓半島での展開に合わせてミサイル挑発を強行するという観測が流れている。米第7艦隊所属のオハイオ級原子力潜水艦「ミシガン」(1万8000トン級)は同日、釜山(プサン)港に入港した。原子力空母「ロナルド・レーガン」も16~20日、東海(トンへ、日本海)、西海(ソヘ・黄海)海上で、北朝鮮の海上挑発を想定した韓米合同演習を実施する。両国のイージス艦や潜水艦など艦艇約40隻と戦闘機、攻撃ヘリコプター、地上監視偵察機(JSTARS)などが参加する。別の消息筋は、「米戦略兵器の武力示威に反発して、数日内にICBM級かIRBMを同時に発射する可能性にも備えている」と語った。



ユン・サンホ軍事専門記者 ソン・ヒョジュ記者 hjson@donga.comysh1005@donga.com