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韓国と言えば…米国人は「キムチ」、中国人は「新村が知りたい」

韓国と言えば…米国人は「キムチ」、中国人は「新村が知りたい」

Posted September. 06, 2017 09:12,   

Updated September. 06, 2017 10:22

한국어
米国人とドイツ人はキムチ、中国人は新村(シンチョン)、日本人はK-POP、フランス人はテコンドー…。

韓国観光公社は昨年、英語、中国語、ドイツ語など8つの言語圏の外国人がグーグル、百度、ヤフーなどの海外主要検索エンジンを通して韓国観光について検索したキーワードを分析した結果、言語圏別に韓国への関心が多岐にわたっていたと、5日明らかにした。このような内容を盛り込んだ「韓国観光のキーワードトレンド報告書」によると、英語圏とドイツ語圏の外国人が最も多く検索したのは「キムチ」で、月平均それぞれ45万件だった。簡体字中国語圏(中国本土)は「新村」(3241万2163件)を最も多く検索し、香港、台湾などの繁体字圏では「非武装地帯(DMZ)」(12万4583件)が最も人気の高い検索語だった。日本では「K-POP」(52万5000件)を最も多く検索し、フランス語とスペイン語圏では、「テコンドー」をそれぞれ92万1667件と92万1667件を検索したことが分かった。ロシア語圏では、K-POPと韓流文化を紹介する英語圏のサイト「オールK-POP」(76万500件)を最も多く検索した。

言語別の特徴を見ると、英語圏では韓国ドラマ、韓国映画、燃灯会など文化への関心が高かった。日本語圏ではK-POP、韓国ドラマなどの韓流関連の検索量が特に多かった。簡体字中国語圏では新村、清渓川(チョンゲチョン)、アチムゴヨ樹木園、南山(ナムサン)タワーなどの具体的観光地の検索量が多かったのに対し、香港、台湾など繁体字圏では、釜山(プサン)、ソウルなどの都市中心の検索量が近年、持続的に増加した。ドイツ語圏の場合、キムチ、ビビンバなどの韓国料理に興味が集まった。

英語圏では昨年「平昌(ピョンチャン)」を検索した件数(5万3392件)が、2015年(1万5792件)の3倍を超えた。平昌オリンピックへの関心が高まっていることを推測できる。簡体字中国語圏を除くすべての言語圏で「釜山」が検索順位上位10位内に含まれたり、検索量が急増した。釜山の海外認知度の上昇を示している。

韓国観光公社・国際観光情報チームのチェ・サンウォン・チーム長は、「今回の分析結果は、旅行会社やホテルなど、外国人観光客を対象にする企業各社がマーケティング戦略を策定するのに大きく役立つことになるだろう」と話した。同報告書は、公社のホームページ(kto.visitkorea.or.kr)で確認できる。



孫佳仁 gain@donga.com