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恵化洞ロータリーなど20カ所にピンク色の走行誘導線を設置

恵化洞ロータリーなど20カ所にピンク色の走行誘導線を設置

Posted August. 22, 2017 09:32,   

Updated August. 22, 2017 09:39

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見分けのつかない走行方向を案内するピンク色の走行誘導線が、複雑な交差点でより多く採用される。ソウル市は、交差点での交通事故を減らすため、9月から鍾路区恵化洞(チョンノグ・ヘファドン)ロータリーなど、20カ所の交差点に走行誘導線を設置すると、21日明らかにした。

走行誘導線は、走行方向がいくつに分かれていたり、見分けのつかなかったりする交差点で、運転者が走行しなければならない道をピンク色で表示したラインである。交差点進入50メートル前から、車線の真ん中に幅60センチのピンク色の線で、その道路を初めて走行する運転者や初心ドライバーも、簡単かつ安全に運転できるようにする。

ソウル市は昨年、永登浦区(ヨンドゥンポグ)永登浦ロータリーと銅雀区(トンジャクグ))交差点、龍山区緑莎坪(ヨンサング・ノクサピョン)駅交差点の3カ所に、走行誘導線をモデル設置し、6月から10月にかけて交通状況を調査した。その結果、交差点の中で急激に車線を変更する車両が21%減り、交差点に進入する前に早目に自分の走行方向に合う車線に移動する車両は63%増えるなど、改善効果があった。

ソウル市は、自治区、警察と一緒に調査を行い、急激な車線変更、車両誘導線離脱、急ブレーキ、クラクションなどが多く発生する木洞(モクドン)五差路、冠岳IC進出ランプなど、交通の混雑する20カ所を追加設置場所に選んだ。今後、交通改善効果を分析して拡大設置するかどうかを決める。



洪禎秀 hong@donga.com