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仁川大橋の通行料を15日から値下げ

Posted August. 10, 2017 09:29,   

Updated August. 10, 2017 09:34

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一日平均約4万台の車両が行き交う国内最長の仁川(インチョン)大橋(全長21.38キロ、往復6車線)の通行料が15日から引き下げられる。

国土交通部(国土部)は15日0時から、仁川大橋の通行料(片道・小型車基準)を700ウォン引き下げると、9日明らかにした。これにより、仁川大橋の通行料は小型車(一般乗用車)が6200ウォンから5500ウォンに、軽自動車は3100ウォンから2750ウォンへと下がることになる。中型車は1万500ウォンから9400ウォンへと1100ウォン下がり、大型車は1万3600ウォンから1万2200ウォンへと1400ウォン引き下げられる。

国土部は、仁川大橋利用者の負担を軽減させるため、2013年から民間資本法人・仁川大橋(株)と資金再調達により通行料を引き下げる案について協議してきたと説明した。通行料が引き下げられれば、仁川大橋(株)が橋を運営する2039年まで、利用者は約4800億ウォンの通行料を節約できると試算される。

英国系多国籍企業「AMEC」と仁川市などが1兆5914億ウォンをかけて2009年10月に開通した仁川大橋は、仁川国際空港と松島(ソンド)国際都市とをつなぐ海上連陸橋であり、首都圏南部からの仁川空港へのアクセス性を大幅に向上させた。秒速72メートルの強風とマグニチュード7の地震にも耐えることができる。海上の橋の長さだけでも12.34キロなので、海の上の高速道路とも呼ばれている。

損失分を政府が責任を負う最小収入保障(MRG)制で契約したので、開通後から昨年まで通行料768億ウォンを政府が補填した。



黃金泉 kchwang@donga.com