ゴルフダイジェストやゴルフチャンネルなど米国のゴルフ専門メディアが伝えたところによると、メティは26日、米国コロラド州デンバーのパークヒルズGCで開かれたワールド・ロング・ドライブ・チャンピオンの女子部準決勝で406ヤード(約371メートル)を飛ばした。この記録は2009年にスウェーデンのサンドラ・カルボリが打ち立てた従前の女子ゴルフのドライバーショット世界記録である391ヤードを軽く超えるものだった。同日、メティが打ったティーショットは、約340ヤードまで飛んだあと60ヤード以上を転んだ。メティは、400ヤードの壁を破って歓呼した後、「こんなに遠くに飛ぶとは思わなかった。思ったよりいい当たりができた」と話した。
記録を更新する瞬間のメティのクラブスピードは女子ゴルフ選手の平均である時速90マイルをはるかに上回る119マイルをマークし、ボールのスピードは時速177マイルだった。身長183センチの身体条件にニュージーランド先住民マオリ族の血を引くメティは、契約会社で今大会のメインスポンサーであるボルビックの4ピースカラーボール「ビビッドXT」を使った。自身の最高記録は430ヤード。
同大会で通算4度優勝しているメティさんは決勝では363ヤードに止まり、374ヤードを飛ばしたトロイ・マリンス(26=米国)に敗れ、準優勝した。
男子部では準々決勝で480ヤードを飛ばしあモーリス・アレン(36=米国)が決勝で440ヤードを記録して優勝した。
金鍾錫 kjs0123@donga.com