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外交部、テロ頻発のロンドンに旅行警報

Posted July. 26, 2017 08:51,   

Updated July. 26, 2017 09:01

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最近、テロと安全事故が相次いだ英ロンドンが、旅行警報の初段階である「旅行留意」区域(1段階は藍色警報)に設定される。外交部は早ければ今月末か来月初めに発表する「海外旅行安全情報」に、このような内容を反映する予定だ。

韓国人も多く訪れる世界的観光地であるロンドンが旅行警報地域に分類されるのは、2005年7月、地下鉄・バステロで52人が死亡してから、12年ぶりのことだ。旅行留意区域は、旅行自粛(2段階は黄色警報)、撤退勧告(3段階はレッドアラート)と一緒に勧告事項だが、状況によっては警報段階が2、3段階へと上がることもありうる。最終段階である旅行禁止区域(4段階は黒色警報)は、旅行すれば旅券法に基づいて懲役1年以下または罰金1000万ウォンに処されることもありうる。

ロンドンは今年、不特定多数をターゲットにした犯罪で苦しんでいる。3月22日、ロンドン議事堂近くのウェストミンスター橋で、テロで6人が死亡して50人が負傷し、先月3日は、市内中心部であるロンドンブリッジ一帯での車両・凶器テロで、6人が死亡し、20人余りが負傷した。すでに米国と日本、豪州、アラブ首長国連邦は、ロンドンブリッジテロ後自国民に対してロンドンを旅行警報地域に分類した。



申나리 journari@donga.com