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北朝鮮、現代峨山の訪朝申請に即答

Posted July. 25, 2017 09:15,   

Updated July. 25, 2017 09:33

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韓国政府の対話の提案に返答しなかった北朝鮮が、現代峨山(ヒョンデアサン)の訪朝申請には「回答する」という反応を示したことが確認された。北朝鮮が、文在寅(ムン・ジェイン)政府に対して、「通米封南」を応用したいわゆる「通民封官」戦術を駆使していると分析される。

現代峨山関係者は24日、東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「北朝鮮側に故鄭夢憲(チョン・モンホン)元会長の14周忌追悼行事を来月4日に金剛山(クムガンサン)で行いたいと行事の計画書を送り、その後返答を受けた」と明らかにした。同関係者によると、現代峨山側は最近、北朝鮮労働党統一戦線部傘下の対南交渉団体「朝鮮アジア太平洋平和委員会」の中国・北京事務所の代表に電話で訪朝の意向を伝えた。その後、北朝鮮側が電子メールのアドレスを伝え、21日に行事計画書を送った。受信したかどうかを問う電話にアジア太平洋平和委員会側は「確かに受け取った。(行事計画書について)返答する」と明らかにしたと、現代峨山側は説明した。

北朝鮮が最終的に受け入れるかどうかはまだ分からないが、電子メールのアドレスを教えて追悼行事を許可するかどうか返答すると明らかにしたことから、現代峨山の提案に関心があるようだ。そのうえ、今回電話に応対したアジア太平洋平和委員会関係者は、現代峨山が約6年前に北京事務所を運営した時に現地で交流した人物だと、現代峨山側は明らかにした。現代峨山関係者は、「北朝鮮が、身の安全を含む訪朝同意書を送ってくれば、統一部に訪朝を申請する」とし、「準備期間を考慮すると、北朝鮮側が今週中に許可を出してくれればいい」と話した。統一部当局者は「官民問わず北朝鮮と意思疎通することが重要だ」とし、現代峨山の訪朝推進に前向きな立場を明らかにした。



黃仁贊 hic@donga.com