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李大浩の年俸、李承燁の予想がドンピシャ的中

李大浩の年俸、李承燁の予想がドンピシャ的中

Posted January. 26, 2017 08:52,   

Updated January. 26, 2017 08:53

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「150億ウォンだったらちょうど良い線だと思いますね」

新年のインタビューを行うため、今月初めに大邱(テグ)で会った李承燁(イ・スンヨプ=41、三星)は頭から李大浩(イ・デホ=35、ロッテ)の話から切り出した。

まだ李大浩の去就は何も決まっていなかった。むしろ国内復帰よりはメジャーリーグや日本プロ野球でプレーする可能性の方が高いとみられた。ところが李承燁は「大浩はロッテに来るんじゃないですかね。大浩みたいな選手が来てくれた方が韓国野球にも大きくプラスになるんだけど…」と話した。

記者が「やっぱり年俸がカギになるんじゃないですか」と言うと、こんな話が返ってきた。「大浩は日本では年俸5億円、韓国ウォンにすると約50億ウォンの選手なんです。ロッテが4年に200億ウォンをオファーすれば来ると思うけど、正直負担になる金額だと思うんです。だけどロッテは誠意を示して、大浩も少しだけ譲歩すればいけると思うんですけど。100億ウォンと200億ウォンの間をとって150億ウォンがドンピシャですね」。笑って過ごしたけど、現実は李承燁の言う通りになった。ロッテと李大浩が24日、電撃的に4年150億ウォンに合意したのだ。

「国民打者」の異名を持つ李承燁と「朝鮮の四番打者」と呼ばれる李大浩は、韓国を代表する巨砲だが二人が同時にKBOリーグで活躍したことはない。2001年にロッテに加入した李大浩は2004年からレギュラーを掴んだが、李承燁は同年から日本プロ野球に進出した。そして李承燁が国内に帰ってきた2012年には李大浩が日本に渡った。しかし二人は2008年の北京五輪と2013年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)など国家代表チームで太い絆を築いた。李大浩は、日ごろから「李承燁さんみたいに後輩に鏡となる選手になりたい」という言葉を良く口にした。

李承燁が今年を最後に引退するので二人が同じリーグでプレーするのは今年が初めてで最後になる。今年は一塁手の李承燁が一塁に出た李大浩のお尻を叩く場面を見る機会が増えそうだ。



李憲宰 uni@donga.com