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浮気を反省しない妻、不倫現場映像を子供に見せた夫

浮気を反省しない妻、不倫現場映像を子供に見せた夫

Posted August. 07, 2012 06:06,   

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妻のAさん(49)と夫のBさん(54)は1991年に結婚し、息子(19)と娘(17)がいる。Bさんは再婚だった。夫の酷いいびきと中学校を中退した思春期の娘の反抗を巡ってもめていた夫婦は2007年10月に大喧嘩してからセックスレスになった。妻は夫のご飯を作らなくなり、洗濯もしなくなった。そのころ、胸の美容整形手術を受けてはインターネットのクラシックコミュニティに加入して活動し始めたAさんは、2009年から別の男と交際を始めた。

夫婦が2009年12月から離婚手続きを行っていたところ、夫は知り合いから「妻がセックスしている場面を映した動画がネットに出回っている」という話を聞き、動画を入手した。2010年8月、激憤した夫が追及すると、Aさんは「私の不倫はあなたの無関心のために始まったものだ。結婚生活は2007年にすでに終わっている」と怒鳴り返した。怒りを覚えたBさんは、部屋にいた子供たちが聞こえるよう動画をつけてはボリュームを大きくした。

Bさんが妻の下着を挟みで破くと、当時10歳の娘が二人の喧嘩を止めた。するとBさんは娘にAさんが映っている動画をプリントした写真を見せた。AさんはBさんを暴行と脅迫などで訴え、Bさんは100万ウォン罰金の略式命令を受けた。Aさんの不倫相手はAさんを離婚した女性だと知っていたという理由で嫌疑無しの処分を受けた。男は動画をネットに掲載したという疑いを持たれたが、証明はされていない。

この夫婦の離婚訴訟で1審裁判所は、「家事を極めてないがしろにながら相当期間にわたって不貞行為をしていながらも、反省をしていない妻に婚姻破綻の根本的で重大な責任がある」としてAさんが夫に慰謝料として3000万ウォンを支払うよう命じた。ところが、控訴院裁判部のソウル家庭裁判所・家事1部(ソン・ワンソク部長判事)は、「夫の間違った行為も考慮しなければならない」とし、妻が支払うべき慰謝料を2000万ウォンに下げた。裁判官は、「いくら妻が憎くても、それへの復讐のために子供たちに妻が最も恥じるべき場面を見せたのは、父親として大変間違った行動だ」と述べた。



sunggyu@donga.com