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李鳳柱、男子マラソンで14位

Posted August. 30, 2004 22:51,   

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96年アトランタ五輪銀メダル以後、04年アテネ五輪でもう一度の快挙を期待していた「国民マラソンランナー」李鳳柱(イ・ボンジュ、34、三星電子)。

しかし、惨憺たる結果となった。2時間15分33秒で全体112人の出場選手の中で14位。チ・ヨンジュン(2時間16分14秒、17位、コーロン)、李ミョンスン(2時間21分01秒、41位、三星電子)よりはましな成績だが、失望的な成績であることは間違いない。

何より勝負地点になった25km中盤以後、先頭集団との格差を縮められなかったのが最大の敗因。序盤、終始先頭集団で走っていた李鳳柱は折り返し点(21.0975km)を通過した時でもトップに15秒遅れた3位を占めていて、希望を持たせた。

しかし、李鳳柱は本格的な上り坂が始まった25km地点から当時先頭を走っていたリアと100mの差を置いて付いていった2位グループからも離れ出し、30km地点では先頭に1分25秒も遅れるほど格差が広がった。

予想より高くなかった気温も李鳳柱に不利に働いたという分析。スピードの遅れる李鳳柱は蒸し暑さの中でレースが展開される場合、頑張り強さで勝負をかける計画だった。しかし、この日の気象条件が摂氏30度に湿度39%と、女子マラソンのときより5度ぐらい低く、レース戦略に差し支えが生じた。

また、中盤以後先頭集団の選手たちがスパートをかけた時点で、右足に水ぶくれができたのも悪材料だった。

李鳳柱は、「後半に入ってペースが乱れ、上り坂で体力が落ちた。コースがほかのところとは大きく違った。大きな上り坂はなかったが、緩やかな上り坂が続いて予想よりも厳しかった。思った通りにいかないのがマラソンのような気がする。帰国して監督に進路について相談する」と話した。



金尙浩 hyangsan@donga.com