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北朝鮮の金赫哲氏、ミサイル射程をスラスラ言える核専門家

北朝鮮の金赫哲氏、ミサイル射程をスラスラ言える核専門家

Posted February. 01, 2019 07:40,   

Updated February. 01, 2019 07:40

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米国務省のビーガン北朝鮮政策特別代表の新たな北朝鮮側カウンターパートである元スペイン大使の金赫哲(キム・ヒョクチョル)氏が、北朝鮮の各種ミサイルの射程距離をスラスラ言えるほど鍛練された核専門家だという。

金氏がスペイン大使を務めた時期(2014~17年)に何度も会ったことがあるという外交筋は、「核問題で非常に功労があり、多くの訓練をし、努力した人」と語った。北朝鮮の普通の大使とは違って核問題に博学で、すぐに「核戦略通」という印象を受けたという。

同筋は、「核関連の専門用語を英語で自由自在に語り、大陸間弾道ミサイル(ICBM)など北朝鮮が保有する主要ミサイルの射程距離もスラスラ話した」と伝えた。「北朝鮮が挑発を止めて普通の国として出てこなければならない」と誰かが指摘すると、金氏は反論し、北朝鮮が核開発をせざるを得ない理由を説明したという。

金氏は、外務省で戦略を立てる「9局」で勤務し、李容浩(リ・ヨンホ)外相の信任を受けて高速昇進したとされる。金氏は当時、「比較的若くしてスペインという重要な場所に出て行くことになった」と周囲に説明したという。社交的な集まりなどに夫婦同伴で出席し、子どももスペインで一緒にいたと、同筋は伝えた。


韓基渽 record@donga.com