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ポンペオ長官の訪朝控え米国で「FFVD」の新概念登場、焦点は検証の徹底

ポンペオ長官の訪朝控え米国で「FFVD」の新概念登場、焦点は検証の徹底

Posted July. 04, 2018 08:50,   

Updated July. 04, 2018 08:50

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「CVID、PVIDに続き今度はFFVD」

ポンペオ米国務長官の3度目の訪朝を控え、今度は「FFVD」という新しい表現が登場した。「最終的で十分に検証された非核化(Final、Fully Verified Denuclearization)」という意味だが、国務省が2日、ポンペオ氏の平壌訪問の日程と議題を公開する際、使用した。

トランプ政権は、「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID=Complete、Verifiable、Irreversible Denuclearization)」を使い、ポンペオ氏が「永久的非核化」を強調して一時PVID(Permanent、Verifiable、Irreversible Dismantlement)を使った。その後、何を強調するかによって、CPD、CDなどの別の表現も使われた。

何度も変化する表現をめぐって、「非核化には進展がないのに、言葉遊びではないのか」という指摘もある。しかし、表現が違うだけで、核心は「検証(Verify)」にあるというのが専門家たちの共通の解釈だ。北朝鮮がシンガポール米朝首脳会談後も核兵器や核施設、関連装備を隠しているという疑惑が出ている状況で、徹底した検証の必要性を再度強調したということだ。峨山(アサン)政策研究院安保統一センターのシン・ボンチョル・センター長は、「外交的レトリックで逃してならないことは、北朝鮮の核を徹底的に検証するという米国のメッセージだ」と指摘


イ・ジョンウン記者 lightee@donga.com